佐賀県鳥栖市の住宅で、この家に住む50代と40代の夫婦が血を流して死亡しているのが見つかった事件をまとめます。
9日午後5時半ごろ、両親が血を流して倒れているのを帰宅した娘（10代）が見つけ、消防に通報しました。
警察はこの夫婦の長男・男子大学生（19歳）が、切りつけて殺害したとして殺人の疑いで逮捕しました。
両親を殺害した19歳大学生の長男は一体どんな人物なのでしょうか。顔画像を調査します。
刃物で切りつけられ殺害された両親と、大学生の長男と両親の間に一体何があったのでしょうか。この記事では両親を殺害した理由についてもまとめます。
まず、亡くなったご夫婦のご冥福を心よりお祈りいたします。
佐賀鳥栖・両親殺害の19歳大学生顔画像
佐賀鳥栖・両親殺害の19歳長男大学生の顔画像をSNSで調査しましたが、報道で顔写真が公開されていないので特定できませんでした。
両親を殺害した長男は19歳なので、インスタグラムやFacebook、Twitterを利用している可能性は高いので、SNSは引き続き調査します。
5/1追記：実名が報道されました。殺人の罪で起訴されたのは、福岡市の大学生・宮崎優希被告ということです。
佐賀県鳥栖市・19歳男子大学生両親殺害理由は「親のオモチャじゃない」
すでに、逮捕されている19歳の男子大学生は警察の取り調べに対し、「大学での学業を含めてこれまでの生活態度に対する両親の自分への言動に不満を感じていた」と、両親を殺害した狂気の犯行動機を語っています。
普段から、家族で何かするときは必ず参加を促されたり、父の思い通りにいかなかったら怒鳴られることもあったそうです。
とくに、父親との仲が悪かったようですね。
日ごろ親から抑えつけられていて、大学も両親が言った通りに進んだようです。
ずっと両親に不満を抱えながら生活をしていたようです。
高校時代の知人は「成績は優秀だったが、父親と折り合いが悪かったようだ」と話しています。
報道で出た供述から推測すると、両親の躾はとても厳しかったようで、子どもにとっては心の自由を奪われたようですね。
「毒親」というのは、虐待だけとは限りません。
親の心配が強すぎると、過干渉になり、子どもの心の自由を奪ってしまったり、子どもが思い通りに行動しないとキツく言ってしまったり、子育てはホント難しいですよね。
親の抑えつけは子どもの強い殺意に変わる
19歳の男子大学生は、福岡の大学に進学していて、福岡に一人暮らしをしていたのですが、事件当日は佐賀県鳥栖市の実家に自分の車を走らせ白昼堂々、家でくつろいでいた両親を刃物で刺し殺害したようです。
両親の体には複数の刺し傷や切り傷があり、とても強い殺意があったようです。
19歳の男子大学生の車の中には他にも複数の刃物が用意されていたということで、この両親殺害という狂気の犯行は計画的だったことがわかります。
日ごろから抑えつけられた感情は、やがて行き場がなくなり必ず爆発します。
教育という名の虐待
長男は裁判で“成績”をめぐる叱責や暴力などの虐待により「恨みがあった」として父親を殺害したことを認めています。
「父親にいつか仕返ししてやると思うようになり、高校生になって殺してやると考えました」
「仕返しをすることをずっと支えに生きてきて、それを放棄すれば、これまで生きてきた意味がなくなるので、放棄はできませんでした」と、父親の殺害につながった経緯を説明しています。
一方で「母親は殺すつもりはなかった」などと主張し、起訴内容に争いがあった。
検察側は、母親が7か所も刺され、うち4か所が致命傷だったことなどから「殺意が認められる」と主張。
「2人の命が奪われた結果は極めて深刻」として懲役28年を求刑。判決では懲役24年が確定。
佐賀県鳥栖市19歳男子大学生が両親殺害事件の概要
佐賀県鳥栖市の住宅でこの家に住む両親を殺害したとして警察は、19歳の男子大学生を逮捕しました。 殺人の疑いで緊急逮捕されたのは福岡市内に住む19歳の男子大学生です。 男子大学生は9日、佐賀県鳥栖市の住宅でこの家に住む50代の父親と40代の母親を刃物のような物で切りつけ殺害した疑いが持たれています。 警察が両親の殺害に関与した疑いがあるとみて男子大学生の行方を探していていたところ山口県長門市内のコンビニエンスストアの駐車場で車に乗っていた男子大学生を発見。 事情聴取に対し両親を殺害したことを認めたため緊急逮捕したということです。 凶器とみられる刃物などは見つかっていません。 警察は、両親を殺害するにいたった動機や経緯などについて詳しく調べています。引用元：ヤフーニュース
警察は遺体や現場の状況などから殺人事件として捜査し、事件のあと連絡が取れなくなっていた19歳の大学生の長男が事情を知っているとみて携帯電話の位置情報をもとに行方を捜しました。
その結果、9日夜10時すぎに山口県長門市のコンビニエンスストアの駐車場で車の中に1人でいた長男を発見。
血の付いた服は発見できてないということで、両親を殺害したあとに着替えを用意していてそれに着替えて車を走らせたようです。
このことから、突発的ではなく計画的な犯行だと考えられますね。
佐賀県鳥栖市19歳男子大学生の家族仲は？
報道によると、殺害された50代と40代のご両親と10代の娘さんと今回、狂気の犯行に及んだ19歳の長男の4人家族だということです。
長男は九州大学に進学したため、ひとり暮らしをしていて、家には一緒に住んでいなかったようです。
４人の家族関係は悪かったのでしょうか。家の雰囲気を見る限りキレイなおうちで、高級車がとめてあり、裕福な家庭環境で、問題あるようには感じません。
近所の方の証言では、家のガレージで一緒にバーベキューなどして険悪な仲には見えなかったそうです。
さらに、「突然でビックリ。驚きしかない」と話していました。
ですが、仲良さそうに見えても精神が縛られているかどうかは外からは見えないものです。
19歳で、大学の費用や一人暮らしの費用もきっと出してもらっていたのでしょう。それでもお金で恨みが晴れることはなく狂気の犯行に及んだということです。
本来、感謝すべき状況かと思われますが、両親を確実に殺すという強い殺意があったことから、よほどの恨みがあったのでしょう。
10代の娘さんが、両親が血を流して死亡している第一発見者だったということで、娘さんのメンタルケアを今後もしっかり行ってほしいものですね。
同じように何かの闇を抱え、父親を殺害してしまった悲しい殺人事件がありました↓
佐賀県鳥栖市19歳男子大学生が両親殺害事件の世間の反応
