ついに暴かれた!香塾が販売する花粉症に効く「ジャムーティー」健康茶の正体

ついに暴かれた!香塾が販売する花粉症に効く「ジャムーティー」健康茶の正体 話題

12日、国民生活センターが、大手通販サイトで「健康茶」として売られていた商品から【ステロイド】成分が検出されたと発表しました。

健康茶をウリにして販売していたのは、大阪市都島区の「香塾(こうじゅく)」という会社。

どうして「健康茶」として販売していたのでしょうか?販売元の香塾は知っていたのでしょうか?

販売していた「香塾」と、問題となった【ジャムーティー】を調査していきます。

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ステロイド入り「ジャムーティー」は大阪市都島区の「香塾」

4/12現在、香塾本店のホームページはアクセスできない状態でした。

香塾
香塾

4/13追記:ホームページが更新されました!

香塾


香塾のサイトは複数存在していたので調査したところ、ややこしい会社形態が発覚しました。

ですが、「ステロイド」「ホルモン剤」とも言われていて、安易に体内に入れて良いモノではないでしょう。

いわゆるドーピング的なことにも繋がります。服用には十分な注意と医師に相談した方がいいでしょう。

そもそも【ジャムーティー】を販売している「香塾」と呼ばれる会社は、3つ存在していたので調査しました。

香塾と香塾本店と香塾堂の違いについて

今回、国民生活センターでステロイドが検出されたのは、こちらのジャムーティー。

パッケージが銀色【ジャムーティーブラック】という商品です。

香塾本店

この商品を販売していたのが、「株式会社香塾本店」ということです。

香塾本店 http://kohjyukuhonten.com/index.html
ラビ
ラビ

4/13現在は、先ほど見た通りホームページ上はお知らせのみです。

あと2つ“香塾”がつく会社が存在します。

香塾 https://www.philippe-grasse2021.com/


香塾のホームページを観覧すると「株式会社香塾と香塾の商品は全くもって別物」と、説明されています。

説明によると、香塾のジャムーティーは「香塾堂から仕入れて販売している」とのこと。

なんだかややこしいですが、香塾・香塾本店・香塾堂すべてが、同じ名前の【ジャムーティー】を販売していますが、別の商品で内容もまったく違うとのことです。

さらに、香塾が販売しているのは、健康茶だけではなく、オリジナルのアロマオイルも販売していますね。

香塾

香塾だけが自社生産で販売している、オリジナルのアロマオイルということです。

さらに、このアロマオイルを使って使用するだけではなく、技能講座も提供しているそうです。

香塾
ラビ
ラビ

美と健康を追求する会社としては、すごく怪しいって感じはしない…なんとも言えない。

香塾堂:http://kohjukudoh.co.jp/
香塾堂

同じような、ジャムーティーブラックを販売していますが、今回問題となった商品とパッケージが違うのが見てわかります。

真相はどうかわかりませんが、香塾は国民生活センターで検査を行うかどうかは不明ですが、ジャムーティーの成分を調査するとホームページ上で発表しています。

そもそも「香塾」と言う名の会社が3つも存在していて、同じ大阪に会社があって、同じ名前の商品を販売していることが複雑ですよね。

ラビ
ラビ

製造元や販売元を明確にしていないのに、これだけ会社や商品をややこしくしてどこで信頼すればいいのかな。

ちなみに、ややこしくてツッコミを入れたくなったので、株式会社香塾本店が出したお知らせには「株式会社香塾」と記載しており、本店なのか、香塾からなのかよくわからない曖昧な表記に…

香塾が販売するジャムーティーとは

ジャムーティー

ジャムティーってなに?というところなのですが、「ジャムー」がインドネシアや東南アジアで漢方薬のことだそうです。

香塾のホームページによると

欧米の先進国でも漢方薬の幅広い効果や副作用の少ない点が見直されて、最近では健康保険の適用をうけているものもたくさんあります。そのジャムーの中で、健康維持を目的としたジャムーの一種でお茶として飲用されている「ジャムーティー」が当店の商品です。
当店の実験結果では、飲用後、1時間ごとに血圧を測定すると、個人差はありますが数時間に渡って低下したという報告も受けています。

数時間で血圧が下がると実験結果があったそうですが、お茶を飲んだだけでその凄い効果に違和感を感じなかったのでしょうか?

ラビ
ラビ

自社生産していると明記されているので…怪しい匂いがしないこともないわね…

5/17追記:17日、国民生活センターから「ジャムー・ティー」の表示がある2点の健康茶からステロイド成分が検出されたと発表した。

無承認・無許可医薬品の疑いがあり、事業者に販売中止を要請、飲んでいる消費者には健康被害の恐れがあるとして医療機関の受診を呼びかけている。

ステロイドが新たに検出されたのは

「香塾堂」(大阪市北区)の「ジャムー・ティー・ブラック(無糖タイプ)」
「澪森」(大阪市中央区)の「森澪混合茶(ジャムーティーブレンド ショウガ+)微糖タイプ」の2点です。

ラビ
ラビ

コレはヤバすぎる健康茶…

ジャムーティーを飲み続けた副作用

今回、国民生活センターからステロイドの一種【デキサメタゾン】が検出されたとのことで、今まで服用していた場合、急に服用をやめてしまうと、血圧低下、倦怠感などを引き起こす成分なので、十分な注意が必要とのことです。

ラビ
ラビ

ステロイドはホルモン剤とも言われていて、ドーピング状態になり花粉症を無効にできていたのでしょう。

国民生活センターは、ジャムーティーを飲んでしまってる場合、自覚症状がなくても医療機関に相談した方が良いと警告しています。

もし、すでに飲んでしまっていた場合、一度医療機関へ相談した方がいいでしょう。

インフルエンサーも騙された!?

Twitterでは知らない人はいないとされる滝沢ガレソさん。

滝沢ガレソ

滝沢ガレソさんですら見抜けなかったこの商品。お詫びのツイートもされていました。

あと、Twitterで食に関する発信をされている河瀬璃菜さん

河瀬璃菜

じつは、河瀬璃菜さんもジャムティーを飲んで自身も劇的に花粉症がなくなった。というよりまったく症状がなくなったとオススメしていました↓

河瀬璃菜

※現在は、オススメしていたツイートは削除されています。


新たにツイートで、しっかりとお詫びをしています。

さすがに成分を隠して販売していた場合、インフルエンサー側が気づくには無理がありますよね…。

ただし、商品を勧める以上は商品と販売元を十分に精査する必要はありますね。

香塾が販売する花粉症に効く「ジャムーティー」健康茶の正体は「ステロイドティー」の概要

国民生活センターは12日、大手通販サイトで健康茶として売られていた商品からステロイド成分が検出されたと発表した。無承認・無許可医薬品の疑いがあり、販売中止を要請した。飲用している消費者に対しては、健康被害が懸念されるとして、医療機関への相談を呼びかけている。
ステロイドが検出されたのは、大阪市都島区の「香塾(こうじゅく)」が販売する「ジャムー・ティー・ブラック」。容器包装には原産地はインドネシア・ジャワ島と記載。「花粉症の厳しい症状が緩和され通常生活が可能な状態になると報告されています」などとうたっていた。  4カ月ほど飲んだという10代の女性の血液検査の数値に異常を見つけた医師が副腎機能が抑制されているのに気付き、飲用を止めたところ数値が改善したとの情報が寄せられ、同センターが分析した。その結果、デキサメタゾンというステロイドの一種が1グラムあたり3マイクログラム検出された。  センターによると、デキサメタゾンは抗炎症作用があり、関節リウマチやアトピー性皮膚炎などに使われている。一方、感染症の悪化やムーンフェース、けいれんなどの副作用がある。  担当者は「急に服用をやめてしまうと、倦怠(けんたい)感や血圧の低下などのリバウンド現象を起こす可能性がある。この商品を飲んでいる方は自覚症状がなくても医療機関に相談してほしい」と呼びかけている。  ステロイドの混入の経緯についてセンターが販売元に問い合わせたが、「明確にお答えいただけなかった」(担当者)としている。また、流通の規模については、「4年ほど前から販売していると聞いているが、具体的な販売量に関しては情報をいただいていない」(同)という。  同社は取材に対し、「担当者が不在で答えられない」としている。引用元:ヤフーニュース

国民生活センターは12日、大手通販サイトで健康茶として売られていた商品からステロイド成分が検出されたと発表した。無承認・無許可医薬品の疑いがあり、販売中止を要請した。飲用している消費者に対しては、健康被害が懸念されるとして、医療機関への相談を呼びかけている。
ステロイドが検出されたのは、大阪市都島区の「香塾(こうじゅく)」が販売する「ジャムー・ティー・ブラック」。容器包装には原産地はインドネシア・ジャワ島と記載。「花粉症の厳しい症状が緩和され通常生活が可能な状態になると報告されています」などとうたっていた。  4カ月ほど飲んだという10代の女性の血液検査の数値に異常を見つけた医師が副腎機能が抑制されているのに気付き、飲用を止めたところ数値が改善したとの情報が寄せられ、同センターが分析した。その結果、デキサメタゾンというステロイドの一種が1グラムあたり3マイクログラム検出された。  センターによると、デキサメタゾンは抗炎症作用があり、関節リウマチやアトピー性皮膚炎などに使われている。一方、感染症の悪化やムーンフェース、けいれんなどの副作用がある。  担当者は「急に服用をやめてしまうと、倦怠(けんたい)感や血圧の低下などのリバウンド現象を起こす可能性がある。この商品を飲んでいる方は自覚症状がなくても医療機関に相談してほしい」と呼びかけている。  ステロイドの混入の経緯についてセンターが販売元に問い合わせたが、「明確にお答えいただけなかった」(担当者)としている。また、流通の規模については、「4年ほど前から販売していると聞いているが、具体的な販売量に関しては情報をいただいていない」(同)という。  同社は取材に対し、「担当者が不在で答えられない」としている。

香塾は取材に対し、「4年前から販売していて、具体的な販売量はわからない」「担当者が不在で答えられない」としているそうです。

ラビ
ラビ

組織として、しっかり説明してもらいたいですね。

世間の反応

薬局に勤めてます。海外旅行のお土産で、元気がでるお茶を飲んでる方がいました。その方は本当に元気になりましたが、お茶がなくなったらすごくきつくなって、通院。ステロイドの離脱症状そのものでした。説明書には普通の漢方の方剤が書いてあるだけで、ステロイドのことは書いてなく、改めて海外の健康食品の怖さを知りました!
健康食品で花粉症が「劇的」に良くなるとは考えにくい。 それを飲用することで良くなれば口コミで広がるけど、そのためにわざわざステロイドを生産過程で入れられたら消費者はたまったものではない。
副腎皮質ホルモン、中でも服用タイプは体へのダメージが大きいことで知られている。 とても有用な皮膚に塗るステロイド軟膏も、服用タイプの危険性と混同され忌避されがちだ。 それだけ強い薬なので、当然服用には注意が必要となる。 これはとんでもない事だよ。